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所蔵品展「新収蔵品紹介/花めぐり・静物画の世界」
会期:2023年4月18日(火)~5月21日(日)9:30-17:00
会場:下関市立美術館(山口県下関市長府黒門東町1-1TEL:083-245-4131)
⚪︎新収蔵品紹介
令和4年度下関市立美術館では、洋画1点、水彩・素描3点、写真7件、工芸1件、資料2件が新たに収蔵されました。この度はこれらの作品・資料の中から、約20点をご紹介します。 とくにご注目いただきたいのは、写真家・野村佐紀子と、ホログラフィ・アートのパイオニア・石井勢津子の作品です。野村が捉えた暗闇のなかを淡く照らす光は、私たちをどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。石井が作り出す三次元の像は、角度により色や形が変化し、見る者を異世界へと誘います。この度は両氏の作品を同じ空間に展示することで、いつもとは異なる展示空間をご覧いただきます。
⚪︎花めぐり・静物画の世界
静物画とは、花や鳥など身近なモチーフを描いた絵画のことです。東洋では花鳥画として描かれてきました。花鳥画では、土から生える草花や川で泳ぐ魚など、「生きている事物」が描かれるのが特徴です。一方、西洋の静物画は、動かない事物を描いたもので、近代以降、日本でも描かれるようになります。 本展では、春の訪れを告げるような花が描かれた作品や静物画を約30点ご紹介します。「静物画の世界」では、江戸時代後期のものを中心に、大正から昭和にかけての花鳥画の表現や、近代以降の日本の洋画における静物画を展覧いたします。日本画と洋画で異なる表現をお楽しみください。
https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/art/88200.html